http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20070618/p1
マクドナルドの都市部の値上げ以降あちこちで話題になっているけど、労働賃金が上昇し始めて価格が維持できなくなってきているらしい。単純労働を行う人が足りないらしいが制度の整っていない段階で外国人を受け入れてしまうのは日本にとっても禍根を残すことになりそう。少なくとも不足を満たすほど外国人を受け入れるのは現段階では不可能でないだろうか?
失業率は3.8%で4%から少し下がった程度なのに、人材の逼迫感があるのは優秀な人材が足りなくなっているためだろう。単純労働といっても、接客業ならそこそこの教育をうけている必要があり誰でも良いわけでない。かなり深刻な問題ではないだろうか?
大学でも大学院に行く人が減少して、優秀な大学院生が減った感じがする。人材を育てることを考えなければ、人材にかかるコストが急増することになるだろう。
低賃金労働の問題
http://www.rengo-soken.or.jp/dio/no212/hokoku_2.htm

追記

この話は経済から文化面までにおよんだ日本=ガラパゴス論に繋がっていって面白かった。内容が自分の分野とあまりにかけ離れていて広い話になったし、時間もないので考察をやめる。
日本が外部との関係を無視するなんて考えられない小さな国でもないし、かといって一国で循環できるほどの規模でもないので起こった話かな。どちらかと言うような極論でなくて、どの程度受け入れながら独立性を保つかという話だろう。その思考テストになって良かった。
言語と距離の壁は徐々に小さくなっているので、今まで以上に他国とも関係が増していくだろう。それは、経済、制度、文化が徐々に標準化していくことと表裏一体なので、過去からの文脈に価値をつけ発信してゆく中心性を持たなければ日本的なものは消失することになるだろう。