Zuneのデザインが格好悪い事、Vistaのインターフェイスがイマイチな事について

いよいよMicrosoftが携帯音楽プレーヤーを発表した。・・・格好悪い、色のついたPlamにみたいだ。ライバルはiPodだよ、これと店頭で見比べて買っていく人はいるだろうか?身に着けるもののデザインって、結構シビアに選択されると思うんだけどな。ちょっとお歳を召したおじさんがテレながら使うならイメージできるけど、若者が使うイメージが浮かばない。

それに友人に音楽を渡して3日間聞くことができることにメリットを感じない。そうでなければならない理由も分かるけど、せこくて貧乏臭い。それぐらいなら機能を載せない方がイメージが良い。なんというか、使っている人を想像してデザインしているのだろうか?Zuneだけでなく、Microsoftのデザインはイマイチだ。

話を広げると機器のデザインって2種類ある。1つは、ビジネスよりのコストがシビアで機能的に意味を持つ必要がある場合。もう1つは個人よりのコストをかけて格好よいと思わせる場合。キッチリ基準を分けて考えなくてはいけない。

ところが、ゲーム部門を除くMicrosoftは統一したインターフェイス固執して何を目的としたデザインなのか見失っている。ビジネス版のWindows Vistaと家庭用のWindows Vistaインターフェイスが同じことがユーザーを満足させるだろうか?ビジネスでは機能/コストを説明できないデザインになっているし、個人用としては面白味のないデザインとなってしまっている。デザイン部門が悪いんじゃなくて、デザインの指針が悪いんだと思う。

とは言えVistaはできてしまったしな。動的なインターフェイスを持たない代わりに、向こう5年と考えるとGPUに求められる処理能力も意外と少ない。一般客はロースペックのGPUで十分だから、パソコンの値段はもっと下がるだろうなぁ。ディスクトップは消滅するかも。