AppleがiPhoneを発表 13:09

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20070110/258261/
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0110/mw.htm
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20070110/258323/
「電話の再開発」という野心的な目票を掲げてiPhoneを発表した。これまで多くの会社失敗してきた携帯端末に近い。外部的な特徴は解像度の高いタッチパネルをもち操作キーの表現力が向上していると考えられる。基調演説によると、2本指でウィンドウの拡大したらしい。この使い方はマウス&スライドペンではありえない使い方だし直感的だ。指し示す(ポイント)、つまむ(ドラック&ドロップ)も変わるか興味がある。現在の携帯電話のインターフェイスは問題を抱えており生産性が高くない、iPhoneがどのような操作感を持つのか興味深い。内部的にはOSXで動いていおりUIの統一しやすい。コンピュータ上のアプリケーションを直接は利用できないだろうが、ユーザー側に開発環境を開いた点は注目できる。一方でCPUパワーを食いすぎることで携帯ツールとしてのバランス崩す可能性がある。
日本ではキャリアーが許可しないかぎりiPhoneを展開できない。見た目が似た携帯電話は現れるだろうがプラットホームとして機能を持つものは出てこないだろう。Appleがどのように市場展開してくるか気になる。

0110追記

タッチパネルとOSXを組み合わせることで、コンピュータ上にあったアプリケーションを導入する上でそれなりのメリットが発生する。しかし、表示画面が限られているのでUIや機能の改定しなければならない。単純な機能のものが多いガジェットアプWidgetsリの方が導入しやすい。制限された表現のなかでユーザーの要求を満たすためには、目的特化型のアプリケーションにすべきだ。このような流れはWebアプリケーションや家電PCにも見られるが、携帯という制限がこの流れを強める。携帯アプリ→PCアプリのようなものも出てくるのでないか。

0111追記

質問:iPhoneではMac OS Xが稼働しているそうだが,OS X用のアプリケーションをユーザーが自由にインストールできるのか。
ウィーアッグ氏:できない。iPhoneはクローズド・プラットフォームだ。これは,セキュリティの要件による。コンピュータ・ウイルスなどの侵入を防ぐためだ。ミニ・アプリケーションの「Widgets」も同じで,限られたアプリケーションしかインストールできない。

コンピュータと違って、製造やサービス側の責任が多く自由にいじくることは出来ないようだ。これだとOSXを利用するメリットはApple側にしかない。要求の出入口はwebアプリになるのか。これなら規格がほとんど一定の日本の携帯でも対抗していくことができそうだ。