Athlon64 x2 3800+に交換する

もう2年たってcomputerのCPUファンがやかましくなっていて、CPUファンを交換しようと思っていたところ、中古のCPUと新品のファンが売っていたので買ってしまった。
交換すると、Windows XPは再起動を求められたが、それ以降は問題なく動いた。せっかくCPUが2個になったので、いろいろソフトを使ってみた。いままで興味があったけど、2CPUのハードは始めてだ。
オフィス系のソフトは起動も含めて体感に差はない。IEやFirefoxも差がないな。Blastやencodeは1.5倍くらい早くなった。スレッド分けした自作プログラムは両方のCPUを使う。結構、感動だ。

しかし、たいていのプログラムはI/Oがボトルネックになって、よほど計算が多くないと差が出そうにない。CPUの発熱は通常状態でも明らかに増えている。対策しておかないとハードの寿命が縮みそうだ。あと、2スレッドでは2CPUを使い切ることができないようだ。処理に待ち時間がある時に、他の処理を行わないと100%使い切れないのは分かるけど、ほとんどのソフトウェアで2CPUを使い切れないのが驚いた。前からベンチマークで、スレッド切り替えのロスがあるにもかかわらずCPUより多くのスレッドを利用したほうが最終的な処理量があがるのが不思議だった。2スレッドで2割程度の使いの残しが出るなら納得だ。4CPUが今年から来年にかけて出るようだが、単一のプログラムで使い切るのは大変そうだ。今後のソフトウェアは多スレッドに走るのだろうな。

もう1-2年、このハードが使えれば良いな。