HOTCHIPレポートのメモ2

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0827/kaigai382.htm
PCwatchに、後藤さんのTolapaiについてのレポート。 x86の組み込み用1チップの詳細が載っている。LAN通信と暗号のアクセラレータの実装が面白い。アクセラレータは単独で通信を処理できてデータをメインメモリ上におく、しかしソフトウェアからは、メモリ空間が利用している隠されてOSのディバイスドライバからのみアクセスできる。仮想的なPCIディバイスとして利用される。OSレベルで対応すれば、ソフトウェアはAPIを介して無意識に利用できそうだ。膨大なトランジスタを載せられるようになったが、それを使い切るIAがなくなった。システムチップならコアの占める割合が少ないし、マルチコアを利用しても通信回路やメモリコントローラが必要になりコアの占める割合が低い。このため、x86でもRISCに対してディスアドバンテージが低くなったのだろう。