CPUとGPUが統合されるらしい。

次世代のCPUでAMDだけでなくてIntelもCPUとGPUを統合する。利点は、製造コストとメモリアクセスの性能向上。問題は開発サイクル。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1005/kaigai391.htm

記事を書いた後藤さんはnahalem 2コアとGPUを統合した場合を想像して200平方mm前半と予測している。これでは大きすぎるので、性能にあまり影響しなかった2ndキャッシュを2MB位にするのかな。
あるいはnahalemが普及帯におりてくるのが次世代プロセスになるのだろう。この場合は45nmプロセスのCPUも販売していないので2年後の予定となる。開発の遅れているAMDの様子をみて普及過程をゆっくりにする計画になったのかもしれない。

 サーバーはマルチコア化、コンシューマPCはSOCという方向性が明確になった。IntelもコンシューマPCではマルチコアを利用するプログラムが少なく、かつ並列化できる部分が少ないままであるだろうと考えている。製造施設のコストが増大している一方で、PCの価格は下がり続けているのでコストの圧力が強いのだろう。
 一方、Intelはそれだけを考えているのでなくて、将来GPUの演算性能をCPUに取り込む事を考えているに違いない。GPUに対するAMDIntelは説明は反対の言い方をするが、実際の商品はその中間ぐらいだろう。以前の話だとキャッシュと増加させることで、影の生成が大幅に速くなるためキャッシュを増やしたそうだ。また、演算器のクロックも1Ghzを超えてきている。CPUとGPUは極端に異なるアーキテクチャでは無くなりつつある。やはり、x86の拡張命令という形で大量演算という形で取り込まれていくだろう。